学歴は必要か
営業への転職を考えるときにも気になるのは、学歴が必要かということでしょう。
結論から言うと、30代以降の転職においては、学歴はそれほど問題にはなりません。
このことは、営業職には限りませんが、学歴よりも、そこまでの仕事の経歴が重視されるのが普通です。
したがって、自分がそれまでにどんな仕事をしてきたのかということで勝負することになります。
20代の場合は、まだ経験も浅いことから、学歴が意味を持つ場面も出てきます。
必要な場合もある
しかし、会社によっては、営業の求人の募集要項に大卒以上の学歴を要求している場合があります。
会社の規模が大きいほど(大企業)ほど、学歴を条件とする傾向があります。
この場合は、学歴は最低条件であって、その条件を充たしていない場合(高卒など)は応募そのものができません。
一般的には、金融関係や総合商社に学歴を重視する傾向が強いとされています。
そのような会社の場合、どうしても応募者が多くなりがちなので、その足きりのために学歴を設定している可能性があります。
応募したい求人が要求する学歴と自分の学歴が一致しない場合であっても、実際には応募できるという場合もありますので、一度は確認してみるとよいでしょう。
それで応募してよいとなった場合、学歴をカバーするだけの能力・実績が必要とされることがある点には注意が必要です。