人脈を持とう
営業マンにとっての財産の一つに「人脈」があります。
会社にとっては、一人の営業マンを失うというのは、単に一人会社を辞めたというだけでなく、同時にその営業マンが持っていた人脈を失うことを意味することがあります。
それだけ、人脈というものは重要なものです。
ただし、人脈イコール顧客ではない、ことは念頭においてください。
もちろん、人脈の中から顧客を生み出していくことは可能ですし、そうすべきです。
そのようにして付き合いのある人たちが、さらにほかの人を紹介してくれることもあります。
これから営業職に転職しようという人にとっては、まだ関係がないかもしれませんが、人脈において一つ注意したいのは、この人脈が自分についているものか、会社についているものかということです。
本当は所属している会社を信頼してお付き合いをしてくれているのに、それを自分のものだと勘違いして、自分には人脈があると会社を飛び出したら以後誰からも見向きもされなくなった、ということはままあります。
常に貪欲に
人脈を広げるためには、とにかく新規の顧客を回って足で稼ぐ方法もありますが、よく言われる方法としては、異業種交流会や名刺交換会があります。
広い人脈を持つことによって、商品の売込みを行うだけでなく、新しく別の人(会社)を紹介してもらったり、あるいは異業種の情報をいち早く入手できるなどのメリットがあります。