基本は営業
「営業」と一口に言っても、一般に営業としてイメージされる外回りの営業マンだけでなく、一日中会社の中にいる営業というのも存在します。
会社から出て一日中外回りをする営業を「外勤営業(外勤)」、会社から出ずに会社の中にいる営業を「内勤営業(内勤)」といいます。
内勤営業は、会社に掛かってきた問い合わせの電話に対応したり、会社の窓口にやってきたお客様に対応したりします。
そして、電話を掛けてきたお客様、訪問してきたお客様に対して、商品・サービスを紹介・説明したり、提案を行います。
内勤営業は、「カウンターセールス」ということもあります。
お客様からの電話や訪問をただ待つだけでなく、こちらから電話を掛けてアプローチをかけることもあります。
基本は営業
内勤営業は、新規顧客に飛び込んで獲得を目指す外回りの外勤営業とは違って、お客様のほうが自社の商品・サービスに興味を持って接触してきているわけですから、その点は外回りよりも一歩進んだ段階から始められることになります。
外勤営業と内勤営業は、そのどちらも、自社の商品・サービスに関する知識が必要であることは同じです。
したがって、お客様の要望に応える商品・サービスをいかに提案するかという能力が問われることになります。
外勤営業との違いは、電話対応の場合、外勤営業と違い、視覚的なアピールができませんので、電話の音声だけでアピールをしなければいけません。
つまり、内勤営業には、相当のコミュニケーションスキルが必要になります。
体力には自信がないけど、話術には自信がある、という人は、内勤営業を目指してみるのも面白いと思います。