営業職の種類
営業職には、細かく見ていくといくつかの種類に分かれています。
転職先となる営業職について、ここでは、それらの種類について見ていきたいと思います。
顧客が個人か会社かの違いによって、個人営業と法人営業の区別ができます。
個人営業の場合は、自社の商品・サービスを一般の人(個人)に売るものです。
少し古い例では、布団や化粧品の訪問販売がその例として挙げられます。
変な例ですが、いわゆる個別訪問で壷などを売りつける霊感商法もこちらに分類できます。
法人営業は、自社の商品・サービスを法人(会社)に売るものです。
当事者がどちらも法人であることから、取り扱う商品は高額になることが普通です。
また、取り扱う商品が機械製品の場合、購入後のメンテナンスなどで、その付き合いが長期的なものとなることがあります。
新規と既存
顧客と付き合いがあるかどうかによって、新規営業と既存営業に分けることができます。
新規営業の場合は、初めての顧客を開拓していく必要があります。
まったく付き合いのない会社が相手なので、自分の会社を知ってもらうところからはじめなければいけません。
それだけにハードルが高いといえるでしょう。
すでに付き合いのある会社への売込みが既存営業です。
こちらの場合は、相手の会社とは既に数度の取引がありますから、新規のときのようなハードルの高さはありません。
ただし、既存の顧客を失ったときの損失が大きく、いかにして繋ぎとめるかが大事になってきます。
その分、対応に神経を使うのが既存営業だといえるでしょう。
既存の顧客への売込みを「ルート営業」ということもあります。