営業事務
営業と似て非なるものに「営業事務」があります。
営業マンへの転職を考えている人が営業事務の求人の応募することはないでしょうが、中には間違えて応募してしまう人もいるかもしれませんので、念のために、ここで両者の違いを説明したいと思います。
営業と営業事務
営業事務というのは、一言でいえば、営業職のサポートをする職種のことです。
外勤の営業マンの場合、日中は外回りに出かけてしまって、会社を留守にするのが普通です。
営業事務は営業マンとは反対に、会社の中にいて、顧客からの電話に応対したり、営業マンが必要とする書類を作成したりするのが仕事です。
したがって、営業事務が取引先に行って仕事を取ってくる、ということはありません。
ちなみに、外回りから戻ってきた営業マンが書類作成を行うことがありますが、それを「営業事務」と呼ぶことはありません。
営業職が事務作業を行っているにすぎません。
営業事務にも顧客とのやり取り自体は発生しますので、相応のコミュニケーション能力が求められることになります。
また、営業事務のことを「営業アシスタント」と表現する会社もあります。
基本的に、どちらも担当する仕事は変わりません。
営業職に転職した場合には、このような営業事務がサポートしてくれることになることは頭においておきましょう。