相手を褒める
営業マンのテクニックの一つに、「相手を褒める」というものがあります。
人間は誰でも、褒められたら悪い気はしません。
営業の場面でも、相手を褒めていい気にさせて、こちらの心証がよくなったから、契約に持ち込めた・・・というほど簡単にいくなら誰も苦労はしませんが、とりあえず褒めてみるだけならタダですから言ってみる価値はあります。
さしすせそ
会話に困ったら「たちつてと」ですが、人を褒めるときは「さしすせそ」を覚えておいてください。
さ・・・最高、さすが
し・・・知らなかった、
す・・・すごい、すばらしい
せ・・・センスがある、世界一
そ・・・そのとおり、そうなんですか
もっとも、「さすが~さんですね。そんなこと知りませんでした。すごいな~さん、センスがありますね。考えてみればそのとおりですよね。」と、全部入れてしまえばいやみにしかなりませんから、ほどほどにしましょう。
「さしすせそ」は、褒め言葉であっても、相槌のテクニックというのが正確です。
したがって、こちらからは何も言わず、相手に話をさせて、相づちをうって気分よくなってもらうのが目的です。