現職に不満
営業職への転職を考えるのは、現状に不満があってのことでしょう。
しかし、退職する前に、まずは現職で現状の不満が解消できないか確認しましょう。
転職を考える理由として多いのが、収入が少ない、負担が大きい、先行きに不安がある、能力を生かせる仕事ではない、などです。
不満の解消は可能か
現職で収入が少ない場合、上司に頼んだら簡単に月給を上げてもらえるか、というともちろんそんなことはありません。
むしろ下げられるのがオチです。
負担が大きいという場合は、毎日残業でほとんど家に帰れないというような状況も、上司に頼んでも改善されることはありえません。
先行きの不安に関しては、会社の業績が急に改善することもありえませんし、簡単に業績が乱高下するような会社に安定を求めることもできせん。
能力の問題に関しては、その会社に自分の能力を生かせるような部門が無ければそれまでですし、仮にあったとしてもおいそれと配置転換をしてもらえるわけではありません。
要するに、できるならすでにやっているということです。
結局、現状の不満は在職中の職場では解消されません。
もはや転職する以外に選択肢はありません。
思い立ったが吉日で、すぐに転職のための準備に取り掛かる必要があります。
ただし、自分が現状の何に不満があるのかという点ははっきりさせておかないと、営業に転職すればその不満は解消されるのか、転職先の会社でその不満が解消できるのかを判断しなければいけません。